ユーザーにとって身近なサービスづくりを続けるために、スマートフォンアプリの開発をさらに加速させているメドピア。今回は、サービス開発を牽引するAndroidエンジニア2名にお話を伺いました。メドピアに入社したきっかけから、今後チャレンジしていきたいことまで幅広くご紹介します。
保立 馨 グループリーダー(@purunkaoru)
ティフェン(@tahia910)
ーー本日はよろしくお願いします!まずは、お二人のご経歴を踏まえて自己紹介をお願いします。
保立:SIerに受託開発のエンジニアとして勤めた後、2017年3月にメドピアへ入社しました。現在はプライマリケアプラットフォーム事業部・開発グループのグループリーダーとして、マネジメント全般(外部パートナーとの折衝、開発に関する意思決定)とサーバーサイド・Androidの開発を担っています。
ティフェン:転職エージェントに営業として勤務し、その後ニュースメディアの会社でAndroidエンジニアとしてデビューしています。メドピアは2021年11月にし保立と同じプライマリケアプラットフォーム事業部で『kakari / kakari for Clinic』のAndroidエンジニアとして開発を担当しています。
健全に技術を高め合える環境を求めて
ーー本日は「お二人がメドピアに入社したきっかけ」をテーマにお話を伺いたいと思います。まず、転職活動のきっかけから、メドピアと出会うまでのことについて教えてください。
保立:私は「もっと技術のレベルを高めたい」と思ったことが転職活動を始めるきっかけです。前職で働いていた頃に外部の勉強会に参加した際に、会社によっては積極的に情報共有や登壇をする文化があることを知りました。自分もこれまで以上に技術のインプット・アウトプットの盛んな環境で働きたいと思い、転職を決意しました。メドピアのことは転職エージェントを通じて知り、元々ヘルステック企業に興味を持っていたので選考に進み入社という流れです。
ティフェン:私は1社目の転職エージェントで、営業としてエンジニアのキャリア支援をするなかで仕事をより理解するためにプログラミングを始めました。学習を続けるうちにその楽しさに魅入られ、エンジニアへのジョブチェンジを決意しました。前職からの転職理由は保立さんと近いのですが、自分の経験や技術を共有できる相手がほしいと感じるようになったからです。メドピアを知ったきっかけはAndroidカンファレンス『DroidKaigi*』です。スポンサーに名前が並んでいるのを見て、興味を持ちました。
*メドピアは2020年度から『DroidKaigi』への協賛を続けています
ーーメドピアとの出会い方は違いますが、転職理由は似ているのですね。メドピアの選考プロセスで印象的だったことはありますか?
保立:CTO福村との面談ですね。GitHubを見せたとき、プライベートの作品にも目を通したコメントをくれたのです。「良いエンジニアとは?」「良いコードとは?」という答えのない問いに対しても、一緒に考える時間をくれたことが嬉しく、印象的でした。各社の様々な選考を受ける中で、メドピアではそういったコミュニケーションの面で相性が良いと感じた記憶があります。
ティフェン:私もカジュアル面談を通じて「まさに探していた環境だ!」と思いました。技術に対しての探求心が強いエンジニアが多いことや、社内での技術勉強会やイベントが開催されていること、エンジニアを大切に思う文化があることに魅力を感じましたし、印象的でした。
ーーお二人ともカジュアル面談でのエピソードが印象的だったのですね。面接で感じた魅力が、入社の決め手にもなっているのでしょうか?
ティフェン:そうですね。作って終わりではなく、本当に良いサービスを作り続けていこうという気概を感じ、一緒に働きたいと思いました。内定後の面談でお会いした事業部長の熱い人柄にも惹かれました。メドピアグループの事業への想いも感じ、ぜひとも仲間になりたいと強く思いましたね。
保立:私もそうですね。抽象的ですが、メドピアが一番「ビビっときた」という感じでした。
ーー事業への熱意にも共感できたことが大きいのですね。入社後のギャップはありませんでしたか?
保立:良い意味でのギャップはありました、「技術的な成長速度が速い」ことです。他の企業の事例を真似してみたり、積極的なリファクタリングをしていたりと、時代に即した開発を実施していく姿勢は想定以上でした。また医療・ヘルスケアサービスを通じて、人の命や健康を支える一つの要素になることができ、社会貢献できるという実感は、入社後さらに強くなりました。
ティフェン:驚かれるかもしれませんが、ギャップは全くなかったです(笑) 入社前に感じていた「技術に対する探求心が強いエンジニアが多いこと」「"本当に良いサービス"を作り続けていく熱い想いがあること」といったイメージ通りで、望み通りの環境で働いています。
職種の垣根を超えた開発環境
ーー期待していた「会社の魅力」についてギャップがない、期待値以上というのは素敵なお話です。すこし範囲を狭める質問ですが、Androidエンジニアならではの魅力はありますか?
保立:成長フェーズのチーム作りに関わる機会の多さはAndroidエンジニアにとって魅力だと思います。新規のサービスや機能開発が頻繁にあるので、技術選定や体制づくりに関わることができます。これはメドピアならではの魅力だと思います。
ティフェン:たしかに、チーム作りの段階から関われるという面白さはありますね。加えて知見や情報を共有する場がセクションごとにしっかり設けられている点がメドピアならではの魅力だと思います。私はそういった機会を積極的に活用しています。1週間に一度、社内のモバイルエンジニアが集まる会で他のチームのエンジニアと交流することはとても有意義な時間です。自分がキャッチアップできていない最新の技術トレンドなどを他のエンジニアから共有していただけるのは、本当にありがたいです。
保立:ティフェンさんはビジネス側のミーティングに積極的に参加していますよね。
ティフェン:そうですね。1社目で営業を経験したこともあり、営業メンバーが困っていることや商談で伝えづらいところを自身の業務に反映させていきたいという気持ちで参加しています。職種の枠を超えて意見交換や情報収集ができるのはありがたいです。私自身、今のサービスが本当に好きですし、世の中に必要なサービスだと強く感じているので、このように動けるのだと思います。
ーー職種の枠を超えた意見交換が当たり前、という文化は魅力的です。こうしたらもっと良くなる、というところがあれば教えてください。
保立:私のチームでは、今以上に情報共有の機会を増やしていきたいなと思います。技術の共有はできているので、ビジョンやマインドなど、文化・モチベーション形成にもなるようなイメージの共有やソフトな会話も大事にしていきたいからです。オンラインもオフィスもハイブリッドに活用しながら、メンバーと会話する機会を増やしていきたいですね。
ティフェン:私は、強いて言えば、外部向けにナレッジシェアをするようなイベントをもっとやってみたいですね。メドピアはRuby on Rails界隈では有名だと思ったのですが、Android・iOS界隈では伸びしろがあるのではないかと思っています。社内の勉強会で得た事例を外部のエンジニアとも情報交換し、技術力を上げていきたいです。
保立:提案してくださったものはぜひ一緒に動いていきましょう!過去には外部を巻き込み100人規模のイベントも開催していたので、ティフェンさんと一緒に企画・開催できたら良いですね。
「偉大なチーム」で医療×ITのトップランナーを目指す
ーー外部イベント、楽しみにしています。事業のお話についてお伺いしたいです。担当しているサービスにおいて、開発チームとしてはどんなミッションをもっていますか。
保立:老若男女が使えるデザインにしていきたいです。ユーザー側の視点を常に持ちながら、誰もが使いやすく、健康状態を維持できるサービス作りを目指していきたいと考えています。
ティフェン:私も保立さんと同じ意見です。業界で一番使いやすいアプリを作っていきたいです。
ーー今後はどんなことにチャレンジしていきたいですか?
保立:「良いチーム」の次に「偉大なチーム」を目指したいと考えています。ここで言う「偉大なチーム」とは、『ビジョナリーカンパニー』シリーズで著者のジム・コリンズが定義している「偉大な企業」のように、目先の成功だけではなく長期にわたる繁栄を志向するチームを指しています。
現状すでに「良いチーム」ではあるとは思います。技術の情報交換や、コミュニケーションも活発です。しかし、そこから「偉大なチーム」になるためには、メンバー同士が同じ解像度でビジョンを共有した上で互いに切磋琢磨しながら成長し合い、一人一人がより積極的にアウトプットを創出できるようにもなっていく必要があります。「医療×IT」のトップランナーとして走り続けていくためには「偉大なチーム」になるべきと考えているので、今後も改善を積み重ねていきたいです。
ティフェン:私も、今後も貢献していきたいです。
ーー「偉大なチーム」、素敵な考えですね。最後に、メドピアに興味を持ってくださった方へメッセージをお願いします。
保立:メドピアはエンジニア自身の自走力やリーダーシップを大切にしている会社です。技術的な成長はもちろんのこと、事業として開発をする力や組織を作っていく力など、得られるものは非常に大きいです。今後は、誰であっても適切に運営できるような「偉大なチーム」を目指していきたいと考えています。ご興味がありましたら、一度お話しできれば嬉しいです。
ティフェン:一緒にプロダクトに愛を持ち、良くしたいと思ってくださる方と楽しく開発をできたら嬉しいです。興味を持っていただけたら、私たちの入社きっかけにもなったカジュアル面談をぜひできればと思います。
お二人の開発に対する想い、会社をより成長させていこうという想いが伝わってきました。
保立さん、ティフェンさん、ありがとうございました!
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