メドピアには異業種からキャリアチェンジを経て、エンジニアとして入社したメンバーが多くいます。今回は、サーバーサイドエンジニアとして活躍する林(@off_thun)に1日のスケジュールのほか、メドピアに入社するきっかけや仕事のやりがいなどを聞きました。
林 亜紀(@off_thun)2022年1月入社
プライマリケアプラットフォーム事業部 サービス開発グループ
担当している業務内容
これまでのキャリア
――林さんはキャリアチェンジをしてエンジニアになられたそうですが、メドピア入社まではどんなお仕事に携わられていたのですか?
前職は医療機関で医療事務として、病院の受付や会計の業務を担当していました。勤務先が救急病院だったので、一刻を争う急病の患者さまが多く、医療に関わる重みを意識する日々でした。
――前職でも「医療」にかかわるお仕事をされていたんですね。医療事務からエンジニアを目指されたのはどういったきっかけがあったのですか?
前職の医療現場では、新型コロナウイルス感染拡大によって、ひっ迫した状況にありました。患者さまが増える中、事務作業が増え、繁雑になっていたことでヒューマンエラーが発生することもあり、来院される患者さまに安心・安全な医療を提供しようと常に神経が張り詰めている状態でした。そんな中、ITツールを導入することで、業務の負担軽減につながった事例を見聞きして、とても感動したんです。これからはITに関わる仕事がどんどん増えていくだろうし、医療現場にかかわらず様々な業界でDX化が進んでいく……。そう思った時、私もエンジニアになって、自分自身が病院で目の当たりにしたように、ITの力で社会問題解決に取り組んでみたいと考えるようになりました。
――そこからプログラミングの勉強を始められたんですか?
はい、そうです。初めは独学でしたがもっと早い習得を求めてプログラミングスクールでの学習もしていました。メドピアを知ったのも、スクールに通っていたときでした。
――そこにメドピア入社のきっかけがあったんですね。
スクールに通いながら転職活動をしていたところ、スクールの転職支援担当の方から「林さんのビジョンとマッチすると思う」とメドピアを紹介されました。
私は家族が患者として医療を受けたことや、自分自身が医療業界で勤務していたことから、「医療を受ける人・医療を提供する人双方にとって価値を生み出す」ような事業に関わりたいと考えていました。
メドピアのことを調べてみて、「Supporting Doctors, Helping Patients. ー医師を支援すること。そして患者を救うこと」というMissionに惹かれたんです。さらにホームページや公式ブログを読み込んでいくと、Missionを実現するためのCredoが会社全体に浸透していることが分かり、私もメドピアで医療業界の成長と一人ひとりが受ける医療の質の向上に取り組みたいと思うようになりました。
※メドピアではチーム一体となってMissionとVisionを実現していくために、1人ひとりが行動するときの約束を「Credo」として定めています。
――Missionに強く共感されて入社を決められたんですね。他に決め手となった点はありますか?
新しい技術を取り入れたり、相互に学び合える風土が整っており、継続的なスキルアップができる環境が整っていることも魅力に感じました。特に勉強会が頻繁に行われていることや、Rubyの生みの親であるまつもとゆきひろさんが技術顧問であることを知り、ますますメドピアに入りたいという気持ちが強まりました。
林さんの一日のスケジュール
※メドピアではリモートワークとオフィスワークのハイブリッドワークを推奨しています。今回は林さんの、とあるリモートワーク中のスケジュールをご紹介します。
9:00 起床
朝が弱いので、ゆっくりめの起床です。水分補給をして、身支度を整えたり軽くストレッチしたりします。
10:00 業務開始
Slackの事業部共通チャンネルに「業務開始」をスタンプで連絡します。
まずは1日のスケジュール確認をします。自分が入っているSlackチャンネルに流れている情報は、朝の時間を使って一通り目を通しています。
10:15 デイリースクラム
私の所属する事業部のサーバーサイドエンジニアは主に新規開発案件を担当するチームと運用・改善タスクを担当するチームの2つに分かれています。
私は新規開発案件チームに所属していまして、こちらのチームではアジャイル開発を取り入れています。デイリースクラムで、前日までの振り返りやタスクの確認をしたり、悩み事の相談をします。
10:30 サーバーサイドエンジニア全体朝会
事業部のサーバーサイドエンジニア全体の朝会です。ミーティングでは、サーバーサイドエンジニアのもう一方のチームである運用・改善チームのタスク状況を確認したり、直近のプルリクの振り返りをしています。
朝会後は集中してどんどんタスクを消化していきます。
13:00 休憩
Slackの事業部共通チャンネルに「お昼休憩」スタンプを押して休憩に入ります。20分ほどのパワーナップを取った後、糖分をしっかり補給します。
14:00 開発
午後も集中してタスクを進めていきます。
15:00 サービス勉強会
私の所属するプライマリケアプラットフォーム事業部では主に、「kakari」「kakari for Clinic」「やくばと」などの開発・運用をしています。各サービスの機能は多岐にわたっており、自分自身が開発に携わったことのない機能もたくさんあります。そこでサービス勉強会では、ソースコードをみんなで読んだり、過去の設計資料を振り返ったり、仕様を把握したりしています。そうすることで、サーバーサイドエンジニア一人ひとりが、サービスに詳しくなり、今後の開発やレビューに生かすことができます。
16:30 サーバーサイドエンジニア輪読会
毎週水曜日は技術研鑽のため、チームで輪読会を開催しています。これまでに、『メタプログラミングRuby 第2版』や 『Effective Ruby』やデータベース関連の本を読みました。読みながら、わいわい感想を共有し合います。
17:30 開発
今日のタスクを一気に消化します。とはいえ、他メンバーから飛んできたプルリクのレビューなどもあるので、作業が分断されても良いように一つひとつのタスクについて完了までの見通しを立て、細かい粒度で作業することで、効率的に作業を行えるように工夫しています。
19:00 業務終了
Slackの事業部共通チャンネルに「業務終了」スタンプを押して退勤です!お疲れさまでした!
退勤後は個人用のPCを持ってカフェに行き、技術の最新動向を調べるなどしています。他にも、ご飯を食べに行ったり映画を観たりする日もあれば、家で凝った料理を作ってみたり、仲の良い同僚とNintendo Switchでゲームをしたりする日もあります。
▲モニターは34.14インチ。「『小さい文字ばかり見て目を酷使するだろうから』と祖父が買っててくれました」と林さん
メドピアで働く今とこれからについて
――メドピアでエンジニアとして働く「やりがい」は何ですか?
社会貢献性の高い分野で、サービス開発に携われることだと思います。多様な企画が日々立ち上がりますが、事業部では常にサービスのコアが何かを正しく捉えてメドピアでしか生み出せない価値を提供することを目標に掲げています。例えば、私が開発している「kakari」は、薬局が「かかりつけ薬局」として選ばれること、患者さんが薬局を選ぶことでもっと便利に、もっと安心して、薬を受け取れることを目指しています。そんな唯一無二のサービスに関われるのもやりがいですし、実際にユーザーさんから感謝の声が届いた時にはとてもやりがいを感じます。
――林さんが今後、メドピアでチャレンジしたいと考えていることを教えてください。
直近では2023年5月に開催されるRubyKaigiに参加したいです!メドピアは技術カンファレンスの参加や個人の技術研鑽を支援する場が多くあるので、そういった機会を活用して成長していきたいと思っています。ゆくゆくは、サービスの企画にも携わっていきたいです!
最後にメドピアを目指す方にメッセージをお願いします!
メドピアのTech Mission にもありますが、自分の開発スキルを磨きながら、同時に事業にも携わっていきたいと考えている方にはぴったりの環境だと思います。急速に成長していくヘルステック業界で、一緒に価値あるサービスを作っていきましょう!
メドピアでは新卒・中途ともエンジニアを募集しています。
少しでもご興味をお持ちの方はぜひお話ししましょう!ご応募、お待ちしております。
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